2012年4月30日月曜日

牛スジの下処理は必須!!



トロトロにやわらかく、その煮だしたスープはとても濃厚で幅広く使える牛スジ。

買ってきた牛筋をすぐにそのまま調理してしまうのは「ちょっと待った!!」

少量だとわかりづらいので、当店で仕込んだ牛スジたっぷり5kgを下茹ですると・・・

こんなに灰汁、あく、悪がでてきます!!!

上澄みの茶色いドロドロみたいなのが灰汁です。
画像でわかりますでしょうか??
かなりショッキングなつもりなんですが、、、

この灰汁ですがケモノ臭い、独特の「獣嗅」があります。

かるく5分〜10分煮込んだのち、下処理として一度、ザルなどに取り出し煮汁を捨て、
ぬるま湯で牛スジにまだこびりついている灰汁まで洗い流すとばっちりです。
(真水だと脂が凝固して落ちません。必ずぬるま湯またはお湯で)

ここから目的のお料理に向けて本茹でするといいですよ!!

オタマですくったところでキリがないです。 ※当店では下茹での段階で香味野菜やショウガなど少しいれ、さらに匂いに対応してます。

面倒でもひと手間、たとえスパイシーなカレーであっても一回だけ下処理することによって美味いと言われること間違えありません。 是非、お試しください。
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当店でも人気のおいしい黒毛和牛の牛スジあります。



店頭の焼豚


当店は店頭で焼き豚を焼いております。
ちょうど真っ最中にお越しのお客様からよく「時間はどれくらいやくのですか?」と聞かれることがあります。
わたしはこの時間にはあまりこだわりはなく、お肉自体をあまり太くしたり、大きくしたりしないようにし、温度は200℃で焼き色を見ながら前面に軽く焦げ目が付くのを重視しております。
ですのでそれをお伝えすると、好いにおいのする中、ご自身で挑戦される方がおられます。
特に男性・・・笑
漬け込みに3~4日かければかなり味の染み込んだ本格的な焼豚ができます。
実は、豚肉のもも、うで、バラ、ロース、それぞれの部位によっても歯ごたえ、柔らかさの食感がちがったりし、お好みもあると思いますのでここが奥が深くて面白かったりします。



初めて作る方へ、ポイントとしては
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1、お肉はあまり大きくしない
2、たれに3~4日は冷蔵庫で漬け込む
3、オーブンで焼いてる最中は前面に軽く焦げ目をつける
4、中まで火が通っているか竹串をさして透明な肉汁が出ているか確認する。   赤い血混じりが出ている場合はまだ焼き続ける。
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焼豚の一番美味しい食べごろはやはり焼きたてなのでぜひご家庭で作ってみてください。